静岡のマスクメロン「メロックス静岡」
格別の味と香り、そして美しいネット。静岡のメロン「メロックス静岡」は、まさに果物の王様として広く知られています。
温暖な気候と肥沃な土地、そして清流に恵まれた環境のなか、受け継がれた栽培ノウハウと品質管理によって気品と風格を備えたマスクメロン。一本の木に一玉だけを選び、全栄養分を注ぎ込んだ格別の味と香りが自慢です。
おいしさの秘密「隔離ベッド」栽培
静岡のメロン「メロックス静岡」は、温室内の地面に直接植えられていません。隔離ベッドという地面から一段離した所にあるプランターに植えて栽培されます。
これは、「メロックス静岡」を生産する静岡県温室農業協同組合独特の栽培方法で、水と肥料の完璧な管理をするためです。
地床(畑に直接植えてある)メロンの場合、水や肥料を好きなだけ吸って育ってしまいますが、隔離ベッドを使う事によってメロンに必要な水と肥料を厳密に管理することが出来ます。肥料は魚かす、菜種かす、魚粉などの有機肥料を使い、徹底した栽培管理を行っています。
静岡のメロン品質保証シール
こちらのシールは、厳しい検査に合格したアローマメロン、クラウンメロンにのみ与えられます。生産者No.が記載され、丹精込めて栽培した生産者の自信と責任の証です。
本物のメロンを作り続けて100年「静岡のメロンの歴史」
メロンは高級な果物というイメージがあります。それは値段が高いからこそですが、そうした価格には理由があります。
静岡のメロンは、種まきから収穫までの約100日間、ガラス温室で栽培します。手潅水(1日に2~3回必要な量だけ人の手によって注水)による水の管理を行い、隔離ベッド栽培で、必要な水分と肥料(有機肥料)だけを与えます。
一日の管理ミスが大きな影響を及ぼすため、メロン農家は一日も欠かすことなく、ひとつひとつのメロンに気持ちを注ぎ、丹精を込めてつくっています。
温暖な気候と肥沃な土地、そして清流に恵まれた静岡県西部にあって100年。静岡県温室農業協同組合における、栽培ノウハウの蓄積と徹底した品質管理のもと、ガラス温室で栽培することによって、年間を通じていつでも出荷できる静岡のメロンが生産されています。
メロンのおいしい食べごろ
常温(20度~25度)で保管し、果皮がやや黄色になって香りが強くなったら一番の食べ頃です。メロンの底部を軽く押してみて、ほんの少し柔らかく感じれば、ちょうどよい頃です。
食べる前に3~5時間、冷蔵庫(5度~8度)で冷やすとおいしく召し上がれます。また、冷やす時にラップに包むと冷蔵庫内で水分が抜けず、みずみずしさを保てます。
そのまま食べてもおいしいメロンですが、一工夫でちょっと違ったデザートとしてもお楽しみいただけます。
ウィスキーやブランデーを少々振り掛けて大人のデザートに。スプーンでくり抜くようにすくい取り、冷凍庫で凍らせてメロンアイスにしてもおいしく召し上がれます。
静岡のメロンは「ギャバ」がたっぷり
ギャバロン茶で知られているギャバは、高血圧を予防するとされるアミノ酸の一種です。静岡のメロン・メロックス静岡1個に含まれるギャバは、ギャバロン茶56杯分もの量に相当します。
カリウムは、ナトリウムを伴って体外に排出されることから、体内の塩分を調整する効果があります。さらに、ビタミンや繊維質も多く含まれており、お肌の美容や整腸にも効果があります。
このように、メロンは食べておいしいだけでなく、体にも良いのです。
「マスクメロン」の呼び名の由来
マスクメロンの「マスク」は、英語のMASK(面)ではなく、フランス語のMUSC(麝香:じゃこう)から来ています。英語表記では、MUSKです。
麝香とは麝香鹿や麝香牛などの雄の生殖腺の分泌物の事で、香水の原料になる高級な香料です。この麝香と同じく素晴らしい芳香を発するメロンという事で、マスクメロンと名付けられたのです。
松香園のお届けするのは、農家とつながりの産地にあるお店だからこそ厳選することのできる、香り豊かな本物の「マスクメロン」です。